データヘルス計画

第2期データヘルス計画 本格稼動へ!

平成27年度から始まったデータヘルス計画でしたが、3年間の施行期間を経て、平成30年度より期間6年間の第2期データヘルス計画として本格稼動いたします。
アコム健康保険組合でも、加入者の皆様の特定健診データやレセプト(診療報酬明細書)データを活用し、PDCAサイクルに沿って効果的・効率的な保健事業を行います。そして、政府が掲げる“日本再興戦略”の重要施策「国民の健康寿命の延伸」と「医療費適正化」の実現に寄与できるよう努めます。

当組合がお預かりしている健診結果やレセプト情報等の個人情報は、関連法令を遵守し、適切に取り扱います。

アコム健康保険組合のデータヘルス計画第2期 ― 平成30年度~35年度 ―

1.生活習慣病重症化予防のため、一般保健指導を強化し、脳・心疾患等の発症の抑制に努めます。

  • 糖尿病、脳卒中、心疾患等になる可能性の高い方で未受診者への受診勧奨を強化します。
  • 治療中だが、検査数値の悪い方へ生活習慣指導や適切な受診・服薬指導等を強化します。

2.メタボリックシンドローム該当者を減らすため、特定保健指導の内容を毎年見直し、被扶養者への特定保健指導を開始します。

  • 特定保健指導の連続対象者等を減少させるため、支援プログラムや指導内容の見直しを実施します。
  • 40歳未満のメタボリックシンドローム該当者が特定保健指導対象者にならないよう、特定保健指導と同じ内容での指導を実施します。
  • 被扶養者の特定保健指導を実施し、家族皆で健康保持・増進に取り組めるよう支援します。

3.喫煙率減少のため、禁煙支援や喫煙によるデメリットの周知活動を強化します。

  • 出産育児一時金申請者へ受動喫煙を防止する啓発パンフレットを送付します。
  • 禁煙・たばこの害についての情報を各種委員会にて提供するとともに、ホームページへの掲載を行います。

4.運動を習慣化させるため、運動支援を継続します。

  • 運動習慣がない方が運動を始めるきっかけになるよう、運動施設利用料等やウォーキング大会の参加費用の補助を引き続き行います。

5.歯科医療費減少のため、歯科保健事業を実施します。

  • 被保険者の口腔衛生状況をアンケート形式で調査・分析し、セルフケアの重要性の周知に努めます。また、調査結果については、次年度以降の歯科保健事業の推進に活用し、加入者全体の口腔衛生の向上に取り組みます。

6.加入者全体の健康保持・増進のためインセンティブを活用した事業を実施します。

  • 運動をする習慣がある、朝食をきちんと食べる等の規則正しい生活習慣を確立するための施策を検討し、平成31年度より実施します。
  • 健診受診率の向上だけでなく、加入者全体の健康水準の引き上げに繋がるような健康増進策を検討し実施します。